2017年12月23日
お別れの会を開催する際の会費と香典
葬儀は一般葬で、故人と関わりがあった多くの人が参列するのが当然となっていたのは、一昔前のことであり、近年では身近な人のみで執り行う小規模な葬儀を望む人が増えています。そのことから家族葬や密葬を選ぶ人も増えました。
しかし故人とのお別れをしっかりとしたいという人も多く、その際に家族葬や密葬で参列することができないとなれば、トラブルになりかねません。そうならないためにも、葬儀の後にお別れの会を開くというスタイルを選ぶ人が、近年では増えています。
開催するとなれば悩むのは、会費制にするのか香典を受け取るのかという点ではないでしょうか。お別れの会は葬儀とは違い、決まったしきたりや形式はないので自由なスタイルとなっていますが、金銭面でトラブルが起きないようにするためには、事前にどうするか決めておく必要があります。近年では会費制を選ぶ人が多くなっており、そうなれば香典返しをする必要もないので、手間もかからず、よりスムーズにお別れの会を開催することができるようになります。その場合にはそのことを書いておくと相手を悩ませずにすみます。もちろんその際には香典は受け取りません。一昔前は、偲ぶ会やお別れ会は有名人や著名人が開催するものというイメージがありましたが、近年では一般人が開催することも珍しくはなくなりました。まだあまり馴染みがないという人も多いですが、金銭面での負担も少なくなり準備期間にも余裕があるので、適した方法と言えます。